太陽光発電で採算は取れるのか
太陽光発電を設置して採算がとれるかどうかというのは多くの方が考えることだと思います。
現在、余った電気を買い取ってくれる売電という制度によって1Kwあたり38円(平成25年現在)で電気を電力会社に売ることができます。
これは契約してから10年はこの価格で買い取ってもらえ(途中で売電価格が変わっても)、今後売電価格は下落していくと予想されるているので、太陽光発電を速く導入すればするほど採算をとるまでの期間が短くなります。
一般的な家庭で単純に考えると
- 設置費用:100〜200万円
- 売電価格:10000円前後/1ヶ月
- 電気代の節約:3000円前後/1ヶ月
となっているので、1ヶ月で13000円の利益が出るとして設置費用を150万円とすると
150万円 ÷ 13000円 ≒120ヶ月 = 10年
となるので、だいたい10年前後で採算が取れる計算になります。
もちろん設置価格や売電価格は地域や時期によって異なるので採算がとれるまでは多少前後してしまいますが、目安として10年ぐらいを見ていれば良いとおもいます。
なお売電価格は年々下がっていく予想なので、現在42円が仮に来年38円になれば、余った電気が200kw/1ヶ月だとすると、
42×200−38×200=800円
となってしまい、1ヶ月で800円、1年で1万円程度も損をしてしまうことになります。
契約した時期が違うだけでこんなに損をしてしまうことになるので、今後導入を考えている人で早く採算が取りたい人は早いうちに太陽光発電を導入することをお勧めします。