太陽光発電はローンで買う価値はあるのか
太陽光発電を購入する方法としてローンで買うという方法がありますが、そこまでして導入する価値があるのかどうかというのは疑問に思うところだと思います。
現在太陽光発電によって発電された電気の内、余った電気を1kwあたり42円で電力会社に売ることができます。
この売電制度により、月々の支払いをほとんどしなくてもいいと思っている方がいるようです。
太陽光発電をローンで購入しようとするとリフォームローンやソーラーローンを利用することになります。
これらは金利が1%〜3%(地域や銀行によって異なります)と設定されています。
返済期間も様々で10年から15年の物や5年や7年と言ったものまであるようです。
仮に太陽光発電システムが200万円で金利3.5%、返済期間10年のソーラーローンを利用した場合で考えると、総返済額は238万円となります。
一般家庭に設置する太陽光発電システムは4kwh程度のものになっています。
この規模のシステムでは月1万円前後の売電価格が見込めるとされています。
つまり1年で12万円程度ということになります。
つまりもとを取るまで単純に考えて3年分も延びてしまうということです。
最近では太陽光発電システムの価格も下落しており、4kwh程度のものなら補助金を活用して150万円ぐらいで設置できるようになっています。
それでももとを取るまで2,3年かかり、その間に付属のパーツ(パワーコンディショナーやモニターなど)が故障してしまうということも考えられます。
つまり一括で購入するよりローンで購入した方がそれだけもとを取るのに長い年月がかかるので、あまり得であるということは言えません。
ここまでで考えるとローンで買う価値はあまりないように思われます。
しかしローンで購入すると初期費用が抑えられ、資金を蓄えておくことができます。
太陽光発電は決して安くありません。
そのため一括で支払うとかなりの出費になってしまい、もしもの時に蓄えがないということになることも考えられます。
したがってローンで購入するのも1つの手ではありますが、金利によって余計なお金を払わなければいけないということは頭に入れておかなければいけません。
結論と言うと太陽光発電をローンで買う価値があるかどうかというのは微妙なところと言ったところです。
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